3−2 予測2(予測1の低気圧部分の予測)
予測2の観測値は、3−1節の予測データの日本付近にある低気圧部分を取り出したものである。データの大きさは50×28個、時間幅は3時間である。
この予測は、先ほどに比べ変化が見られる。
前節の画像では広範囲であるため、様々な動き*1が存在するが、本節の予測では特定の動き*2を狭範囲で計算したことにより、この付近によく合う(1.1)式の定数が算出されたからであろう。
しかし、予測が進むにつれ、ノイズが大きくなり、fdt5では判読不能になってしまっている。
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*1 大きく見ると、データの上部分は左から右へ、下部分は右から左へ動いている。
*2 この場合は低気圧の動きで、左から右へ動く。