同じ合成写真ですが、食開始、皆既最大、食終了の部分だけを取り出した写真です。
今回の食では、たった一日で、満月がどの程度の明るさなのかを改めて知ることができました。
写真の左右は月明かりで木の陰がうっすらと浮かび上がっているのが分かるでしょうか?
まん中の皆既最大には全く、その陰すら写っていません(画像に触れると皆既最大の月の位置が表示されます)。
木の影だけではなく、星の数からも明るさを知ることができました。
食が始まる前までは明るい1〜3等星しか見えなかった空でしたが、
食が進むにつれ、あちらから こちらから
とだんだんと星々が輝きだし、
ふと上を向くと、天の川がだんだん月の方へと流下りはじめ、
そして皆既最大になるとその白い天の川の横に茶褐色の満月が浮かび上がる・・・大変幻想的な星空でした。
だんだんと月は光を取り戻し始めると、やがて天の川や星々は月の光の中へ吸い込まれるように消え、
最後には何事もなかったかのように月だけが輝いている・・・
これ以上の皆既月食は今までに見たことがないほど、感動しました。
うーん、これ以上は語れないです。それほどまでに今回の皆既月食は凄いものがありました。
さて、お次はCoolPix990から見た皆既月食に続きます・・・
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